Heavenly romance & Queen Elizabeth
英語表記にするとヘヴンリーロマンスは妙にカッコいい馬名だな〜と感じたりします。
Divine Proportionsなんかにも負けない神々しさが見え隠れ致します。
同馬の次走はエリザベス女王杯に決まった模様。
自分はJCに(直接)行くのかな〜と思っていたので、これは結構意外でした。というのも、同馬が牝馬限定のレースであまり結果を残せていないからです。
■ ヘヴンリーロマンスの牝馬限定レースでの結果
ぱっと見は普通に思えるかもしれないが、天皇賞を制した馬の牝馬限定戦としては少々というか、かなりもの寂しい。同馬の競争成績は
02/11/30 阪神 2歳新馬 14.7 5人 6着
03/01/11 京都 3歳未勝利 5.6 2人 2着
03/01/26 京都 3歳未勝利 1.0 1人 1着
03/05/24 中京 3歳500万下 12.2 6人 2着
03/06/28 函館 遊楽部特別(500万下) 2.7 1人 2着
03/08/02 函館 かもめ島特別(1000万下) 3.0 1人 2着
03/09/21 阪神 関西TVローズS(G2) 50.3 7人 6着
03/11/16 京都 エリザベス女王杯(G1) 41.5 9人 10着
04/06/06 中京 愛知杯(G3) 5.0 1人 10着
04/07/11 阪神 マーメイドS(G3) 9.0 4人 5着
04/10/17 東京 府中牝馬S(G3) 29.6 11人 7着
04/11/07 東京 ユートピアS(1600万下) 4.2 3人 4着
04/12/19 阪神 サンスポ杯阪神牝馬S(G2) 6.7 3人 1着
05/01/30 京都 京都牝馬S(G3) 3.5 2人 6着
05/03/12 中山 中山牝馬S(G3) 6.6 3人 10着
05/04/24 福島 福島牝馬S(G3) 6.9 5人 10着
05/08/14 札幌 クイーンS(G3) 43.0 10人 2着
と圧倒的に混合戦での結果の方がよい。特に混合戦での4着以下がたったの2回というのは結構驚くべき数字です。
1着 2着 3着 4着〜
8 8 3 12 (総合)
2 5 0 10 (牝馬限定戦)
6 3 3 2 (混合戦)
それの原因どこにあるのか?そんなの分かりっこないのですが、結果としてそういう事実が残っているので牝馬限定戦に弱いのは確かでしょう。
それと血統面。
同馬の血統はサンデーサイレンス×Sadler's Wells
日本の大種牡馬と欧州の大種牡馬の組み合わせで、SWの重厚さとSSの持続力のあるスピードがうまくマッチしている配合。東京コースにはもってこいという血統です。
母父がSadler's Wellsの馬は他に、シーザリオ、エルコンドルパサー、フサイチコンコルドなどが挙げられるのですが、驚くことにこの3頭とも東京2400のG1を勝っているのです。同配合(SS×SW)のエルノヴァも1800〜2400で結果を残していることから、同馬の主戦場は1600〜2000Mで2400Mのレースは走ったことがないのですが、JCでも十分に対応できると思ったのです。
唯、同馬は間隔を詰めて走ったレースでも結果を残しているので、その辺に期待しましょう。エリザベスの結果次第でJCにも出るかもしれないようですが...直接向かうなら結構狙い目だっただけに、また馬券的に難しくなってしまいました(笑)
追記:11/05
今見たら、回収率300%さんの所が自分よりも数段きれいにまとめていました。2番煎じの上に...ホント恥ずかしい。