天皇賞(秋)

ヘヴンリーロマンスが強さと速さを兼ね備えた牝馬であることはレース前から分かっているつもりでしたが、まさか天皇賞を勝ってしまうとは思ってもいませんでした。


ゼンノロブロイは直線で他馬に挟まれて抜け出すまでに苦労しましたが、ヘヴンリーロマンスの方は一番枠をフルに活かし、道中全くといっていいほど不利を受けていませんでした。その差が最後の50Mにでたのでしょう。それにしても直線、坂を上がってからの伸びは『一世一代の脚』といっても過言ではないはずです。


今回、各所でヘヴンリーロマンスに◎をされている方がいたのには本当に驚きました。「その千里眼はどこで身に付けたのですか?」と聞いてみたいくらいの、相馬眼ですね。お見事です。


自分はゼンノロブロイに◎、ヘヴンリーロマンスに△を印を与えているので予想的には大きくは外していないんだけど、もし馬券を買っていたとしても*1ロブロイからの馬単を選択しているので、結局は当たっていないということになりますね。
自分はまたしても牝馬を軽く見てしまい、2年連続で残念な結果となってしまいました><。『超一流の牝馬』は『一流の牡馬』を軽〜く凌駕しているという事実を改めて実感いたしました。スイープトウショウで失敗し、同じ鉄は二度と踏まないと誓ったのに、その教訓を活かす事ができませんでした。残念。


レースは予想通り、スローペース。ハイペースと読んでいた方が多かったので、ここら辺ではほくそ微笑んでいたんですけどねぇ...。
ハーツクライはやはり予想より前目でした。スローペースでしたが、この馬の決め手を行かすにはもっと脚をためた方がよいのでしょう。上がりがメンバー最速になるような展開でないとこの馬の勝ち負けは厳しいと思う。
逆にリンカーンはもうちょっと前でもよかったかな?後方で窮屈にしている場面があったので、それが直線で響いてしまったのかもしれません。
あと驚いたのがアドマイヤグルーヴ。去年の3着馬で2年連続でエリザベス女王杯を制しているのに、単勝がほぼ万馬券(96.0倍)というのはちょっと信じ難い。しかし結果17着で、妙に納得した気がしますw。


レース後に気づいたのですが、松永幹夫騎手は山本正司厩舎所属。自厩舎の馬でのG1勝利は格別な想いでしょう。自分はてっきり(ミッキーは)フリーだと思っていました(笑)

*1:前にも書いたように、今回は馬券を買っていません。