阪神牝馬S

中京の9R以降が降雪のために中止。この天気の中、カレンダーをもらうためにだけに競馬場に行ったやつは中々根性が入っていると思う。


年末の牝馬限定レースに、G12勝馬が2頭も出走というのは驚き。
ラインクラフトは前述のとおり、厩舎のために走るという意味合いが強い。もちろん、好調が持続してのことだとは思う。
アドマイヤグルーヴは当初有馬記念で引退という予定だったが、成績がとも合わず「最後は武豊に乗ってもらいたい」「ラストランは勝ちたい」「ラストランは地元で...」など様様な理由からここに出走となった。


戦跡を見ていて驚いたのが、アドグルは1600m以下での勝ちがないということ。というかそれ以前に出走したのが桜花賞(3着)のみである。これに新馬戦(1800m)を除くとその出走のすべてが2000m以上のレースということになる。
自分の知る限り、牝馬のトップホースでこういう戦跡の馬は珍しいと思う。天春にも出走した同馬の適正距離に『1600m』が含まれているのであろうか?東京ならまだしも、阪神で前に届くのかどうか...?エリ女のような戦いができればまだ十分希望があるのかもしれませんが...

◎ レクレドール
○ マイネサマンサ
▲ ラインクラフト

本命は外枠のレクレドール。クイーンSではヘヴンリーロマンスを下した同馬は、気性的に短いところの方がよさそう。
マイネサマンサはレースの主導権を握れるようなら、下火のラインクラフトをかわせると見ます。